パニック障害とは

生活をしていく上で、様々な出来事に遭遇することがあります。嬉しいこともあれば、不安に感じるようなこともあります。人間は強い不安を感じてしまうと、脳が混乱して不安障害を引き起こし、重度になるとうつ病といった症状を引き起こす可能性があります。

パニック障害もその1つとされています。パニック障害を患ってしまうと、心配する必要がない出来事でも脳が混乱して様々な症状を引き起こし、悪化してしまうと社会生活を送ることが困難になります。
こちらでは、パニック障害が引き起こす症状についてご紹介いたします。

 

パニック障害の症状

パニック障害には様々な症状が伴います。また、症状が何度も引き起こされることによって、さらに強く不安な気持ちを抱いてしまうのです。パニック障害の症状には、自律神経が乱れることで引き起こされる胸痛があります。激しい動悸に悩まされたり、呼吸がしづらくなったりと体に大きな負担をかけてしまいます。

このような症状が何度も引き起こされることによって、「いつ発作が起こるのだろう」「このままでは生きるのもつらい」などの不安な気持ちが強く抱かれるようになるのです。結果的に周囲の人間にも心を許すことができなくなり、対人恐怖症を併発してしまうこともあります。

 

症状が悪化すると…

パニック障害となってしまうと、外出することに対しても恐怖を感じることがあります。
これを広場恐怖と呼び、パニック障害を引き起こした場所に行くとまた同じ症状が出るのではないか、人混みの中で発作が出てしまったらどうしようなどと考えてしまい、次第に人混みを避けるようになります。

そのため、家に閉じこもることが多くなり、結果的にうつ病を併発してしまうこともあるのです。
パニック障害による不安が長引いているのであれば、早めの改善をする必要があります。

 

パニック障害は珍しい病気ではないので、誰もが発症する可能性がある病気でもあります。
最近悲しい出来事を経験された方や、ストレスなどで精神的に不安定と感じているのであれば、当オフィスにご相談下さい。東京や横浜といった地域にて、EMDRなどによる心理カウンセリングを行っています。家族や友人といった人間関係のストレスから、うつ病やパニック障害、対人恐怖症といった気分障害まで、心のケアを専門とする臨床心理士が親身に対応いたします。